サムスン業績回復

経済危機下でも攻めの姿勢を貫いたことが功を奏したか?

韓国のサムスン電子が24日に発表した4-6月期の連結決算は、営業利益が前期比5.4倍の2兆5,200億ウォン(約1,900億円)となった。前年同期比では5%増となり、昨秋の金融危機以前の水準に業績が回復した。売上高は前期比13%増の32兆5,100億ウォン(約2兆4,700億円)で、前年同期比では12%増。半導体や液晶パネル部門が3四半期ぶりに黒字転換したことや、ウォン安により携帯電話やテレビなどの輸出が好調だったことが奏功した。
半導体では、主力のDRAMとNAND型フラッシュメモリーの単価が上昇したことが収益増につながった。液晶パネルは中国などで需要が増加し、平均単価も上昇した。[Gニュース]

サムスンは今回の金融危機下でも強気の姿勢を崩さず、液晶パネルや半導体などを減産するどころか増産していたそうです。どんな不況でも景気はいずれ回復するものであり、いざ回復が始まった時にその波に乗り遅れないよう、リスクを取ってでも攻めの姿勢を貫いていたようです。

この辺のスタンスは、在庫増加を嫌って大幅減産やリストラを加速させた日本メーカーとは真逆です。実はサムスンは、ソニーやパナソニックなど日本が世界に誇る家電メーカーを、売上高でも利益でも既に抜き去っています。品質は日本製品の方が上でも、サムスンは値段の安さが強みとなって、中国など新興国市場では日本メーカーに圧倒的な差を付けているのです。

価格競争力では絶対勝てない以上(韓国の人件費は日本の半分程度な為)、日本メーカーが再逆転するには、不況下でもリスクを取って増産して景気回復の波に一気に乗ってしまう事だと思うのですが、残念ながら日本の保守的な経営陣には韓国勢のような攻めの姿勢は一切見られません・・・。

土曜日, 7月 25th, 2009 at 19:59
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