マイクロソフト予想外?の増益

MSが4半期ベースで過去最高益を記録したそうです。

マイクロソフトが28日夕に発表した2009年10~12月期決算で、純利益は前年同期比60%増の66億6200万ドル、売上高は14%増の190億2000万ドルと過去最高だった。09年10月に発売した新型のパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7(セブン)」の販売が好調で収益の伸びをけん引した。コスト削減で利益が大幅に伸びた。
個人や企業の需要が好調で、「ウィンドウズ7」の販売本数は10~12月期に約6000万本に達し、過去のOSと比べ最速ペースとなった。主力のOS部門の売上高が70%増と急伸。サーバー部門は2%の伸びにとどまった。1株利益は0.74ドル(特別項目を除いたベースで0.60ドル)と、市場予想(0.59ドル)を上回った。

正直、このMSの好決算は予想外でした。数年毎にOSやソフト類の新バージョンを出して買い換えさせるという彼らの手法は、もはや通用しないだろうと筆者は思っていましたから。前作であるVistaが余りに悲惨な出来だったことの反動や、新興国などで新たなマーケットが誕生していることが要因でしょう。

但し筆者はマイクロソフトの将来性には悲観的なスタンスは変わりません。Officeソフトは既にOpenofficeなど無料ソフトの浸食が加速していますし、彼らの独占市場であったPCのOSに関しても、GoogleのクロームOS投入によって犯されていくことは確実です。特に購買力の低い新興国市場では、GoogleOSを搭載したPCを中心に売れていく可能性が高いと思われます。

逆に彼らの新たな収益源としては、Googleの本業であるネット広告市場です。マイクロソフトが今後も成長する為には、自らの土俵であるソフトウェア市場で踏ん張ることではなく、逆にGoogleの土俵へ足を踏み入れて彼らのシェアを奪っていくしかないでしょうね。

土曜日, 1月 30th, 2010 at 21:28
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