アップルが最高益を記録~09年4Q

アップルが売上・利益共に四半期ベースで過去最高を記録したそうです。

米アップルが25日発表した2009年10~12月期決算は売上高が前年同期比32%増の156億8300万ドル(約1兆4100億円)、純利益は50%増の33億7800万ドル(約3000億円)だった。高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」の販売台数が倍増したほか、単価の高いパソコン「マッキントッシュ」の販売数も33%増えた。売上高、純利益ともに四半期ベースで過去最高を更新した。
同社は今回の決算からアイフォーンの売り上げ計上の基準を変更し、過去の決算数字を修正した。10年1~3月期は新基準ベースで、売上高が前年同期比21~25%増、1株利益は15~22%増えるとの見通しを示した。【from日経】

丁度アップルの新商品「ipad」も発表された所ですね。ipadの発表には大きなサプライズはなく、マルチタスク未対応など製品としての性能も今ひとつで、世間では失望の声も聞かれます。

しかしこの製品は、あくまで電子書籍市場でのシェア獲得が目標であり、iPhoneやiMacとは根本的に目的が異なる商品です。電子書籍市場は今後急拡大が見込まれており、アマゾンのkindleだけでなく、多くのメーカーが参入を目論んでいます。このマーケットでは最終的に1~2社のプラットフォームしか生き残れないでしょうが、勝ち残れば利益を独占することも可能です。

出版業界というのは、今までは出版会社という大きなフィルターと、書店という限られたスペース内での商売を余儀なくされる世界でしたから、一部の有名な作家だけしか喰っていけない世界でした。Appstoreのように、一個人でも簡単・低コストで自費出版が行える環境になれば、衰退の一途と思われていた活字業界に『革命』が起こります。

アップルには、今後も業績の伸びが見込めそうです。しかしそれ以上に、出版業界の革命児となって、誰もが作家になれる環境を作り出してくれることを期待したいです。

日曜日, 1月 31st, 2010 at 21:27
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